Adamovic Exhibition Grade Yellow Box Burl Halo 6string 完成致しました
2020.03.30 Monday
池部楽器店ベースコレクション様からご注文頂いていましたAdamovicが完成致しました。
お問い合わせは、ベースコレクション様までお願い致します。
Adamovicをスタートした当初、アムステルダムの大きな木材問屋でAdamovicは働いていたので、
現在でもそこから仕入れた木材が中心となりますが、仕入れのルートにより入って来ない木材があるので、
独自で仕入れルートを開拓してアメリカからBuckeye BurlやHollyが使えるようになりましたが、
このYellow Boxも数年前から取引を始めたのオーストラリアのルートからの木材です。
非常に細かい杢目が特徴的ですね。
元はNAMM2020用に製作を開始した楽器ですが、残念ながら完成が間に合いませんでした。
ですが、ショーモデルらしい最上級グレードのYellow Boxが使用されています。
トップ材に合わせてPUカバー、ブロックインレイ、ヘッドもYellow Boxが使われています。
Ebony指板にYellow Boxブロックインレイのコントラストが良いですね。
ボディー材は一見すると、WalnutかAdamovicが最近使い始めたDibetouに見えますが、実はこれLimbaなのです。
Limbaは白い材ですが、所謂サーモウッドと同じ熱処理を行う事により茶色に変色しています。
Adamovicでは初の試みでもちろん日本初入荷となりますのでチェックするのが楽しみです。
他のメーカーでネック材にサーモウッドを使用した楽器は数本弾いた事がありますが、
普通のMapleとは違った音色の印象を受けましたが、ボディー材はどう変化するのでしょうか。
ネック材は、クリアーな音色と立ち上がりの速さが魅力のAsh / Guariuba / Maple 5Pです。
34"スケール、スタンダード18mmピッチ、Rの着いたRampbar、Glockenklangプリアンプです。